タクシーで使える新しい料金制度! 定期券と回数券サービスと迎車料金変動サービスとは?(PR)
国土交通省が新しいタクシーの運賃・料金サービスの導入を発表。
一つは複数回の利用分を一括で支払う定期・回数券のサービス。
もう一つは需要の増減による迎車料金変動サービスです。
タクシーは贅沢な移動手段と思われがちですよね。
お年寄りや、体の不自由な方、小さい子がいるママさんなど
移動手段が限られている方には朗報です。
国土交通省では実施する事業者の受付を11月30日から開始します。
1・2か月で認可、年明けにもサービスを利用でるかも。
タクシー業界に新サービスを導入する理由は?
新しいサービスを導入するのは、時間も手間もかかることです。
できれば現状のまま何もしない方がお役所としては楽ですよね。
それをあえやろうとするには、それなりの理由があるはず。
では、これまでタクシー利用者が困っていたことは何か?
タクシーを使わない理由とは何なのでしょうか?
まずは、とにかく値段が高いこと。
普段は安い公共交通機関(電車やバス)を利用するのが一般的。
他に交通手段がない場所へ行く時、どうしても体の具合が悪い時など
よほどの理由がない限りはタクシーを使おうとは思いません。
他には、降車直前まで料金がわからないこと。
降りる直前にメーターが上がってしまったこと、ありますよね。
道が混んでいて前回よりも料金が高くなったこと。
運転手さんによって、経路が違っていて料金が違うこと。
信号が赤ばかりの日や、踏切がなかなか開かなかったことなど。
同じ場所へ行くのに毎回料金が違うのなんだか納得がいきません。
同じ場所へ行くのなら同じ料金が自然なのでは?
できれば、乗る時に料金がわかるといいですね。
ナビ的なものに住所を入力したら料金が出るとか、できそうな気もするのですが。
支払いの時も、先に値段がわかっていれば、お金を用意しておけます。
もたもたしていて運転手さんを待たせることもないですし。
あとは、目的地が近過ぎると申し訳なく感じます。
運転手さんによっては嫌な顔をされることもありました。
それから、流しているタクシーが止まってくれなくて困ります。
そもそもタクシーが走っていない場所もとても多いです。
電話で呼ぶと迎車料金がかかり、更に高額に。
まだまだありますが、そんなことがタクシー離れの原因の一部です。
新サービスを導入するのは、少しでもそういった利用者の声を受け止めて
利用しやすくするためなのですね。
タクシーは新サービス導入で本当に利用しやすくなる?
では、私たちはどうすれば利用できるのでしょうか?
その辺、国土交通省では明確なきまりは設けていないようです。
方法は各事業者(タクシー会社など)に委ねられているようです。
紙のチケットなのか、スマホなどのデジタル機器を使うのか。
定期券の期間、割引率なども業者が設定できるそうです。
また、迎車料金の方は、利用者が多い時は値段が高く、
平日の昼間など利用者が少ない時は安くなるようなので
お年寄りや体の不自由な方、ママ達はお得に利用できそうです。
実際にどれくらいお得になるのか期待したいところです。
ただ、タクシー会社によって仕様がまちまちだと非常に困りますね。
今では買い物までできてとても便利になりました。
タクシーも同じように、どの会社のタクシーでも使えるシステムなのか?
そうでないとなかなか普及しにくいのではないかと思いますが。
タクシーで使える新しい料金制度 まとめ
いずれにしても、今までよりは少しは利用しやすくなりそうです。
私たちは安くて便利になれば、日常的に利用するようになるでしょう。
業者側は利用者が増えれば利益も上がる。
これから賛否両論あると思いますが、両者ともに得になる新制度のようです。